グリーンピースって謎めいてませんか?
正直、ちょっと苦手なんです。でも、ふとした時に色々と考えてしまうんです。
これって恋なんですか?
わたしのまわりのグリーンピース
八百屋やスーパーで野菜として売られているのを見かけたことがない。
いつも缶詰コーナーに小さな缶に入って売られている。
しゅうまいの上にのっかっている。時々チャーハンにまじってる。かつ丼の上にのっている。
さくっと噛切ることができないぐりぐりした厚い皮と、粉々ぱさぱさした中の豆の食感。。。ちょっと青くさい。
ちょっと苦手。
正体がわからない
グリーンピースという豆の種類なのか?えんどう豆とは違うのか?さやえんどうや枝豆、スナップエンドウや大豆との違いは?
そんな謎のグリーンピースについて調べてみました。
グリーンピース(グリンピース、英語: green pea)は、マメ科の野菜エンドウ(英語: pea、学名:Pisum sativum)の未熟の種子を食用としたものである。青実用エンドウ。またアオエンドウ(青豌豆)、ミエンドウとも称する。旬は晩春から初夏。生豆として出荷されるものもあるが、ほとんどは缶詰と冷凍品に加工される。
リョクトウ(緑豆)とは別の植物である。緑色の色彩が鮮やかなため、サラダ、シュウマイ、和え物、炒め物、炊き込みご飯、カツ丼のアクセントなどに用いられる。ー wikipedia
エンドウの熟していないものをグリーンピースっていうのですね。熟したらどうなるの?
さらに謎が深まったのでもうちょっと詳しく調べてみました。そこで見つけましたよ。
にほんまめるいきょうかい!!!
日本豆類協会(http://mame.or.jp)
なんてキュートなネーミングでしょう(*´ェ`*)ポッ
わたくしメロメロです。
豆のことなら何でも聞いてくれと言わんばかりの自信に満ちた名前です。
早速、根掘り葉掘りお尋ねしてみましょう。
大切なことはすべて日本豆類協会が教えてくれた
まずは、豆の分類についてわかりやすい表がありましたので、ちょっと拝借させていただきます。

日本豆類協会さまより
豆の種類ってたくさんあって、よくわかってなかったんですけど、例えば「あずきと大納言とささげの違い」ってご存知でしたか?
わたくし、本日知りました。では、みなさまにも豆知識を。
- あずき 大納言以外の普通品種。煮ると皮が破れやすい。餡やお菓子の原料になる。
- 大納言 あずきの中でも特に大粒で煮ても皮が破れにくい特徴を持つ品種。大粒でも破れやすいのは大納言とは言わない。
- ささげ 煮ても皮がやぶれない。関東地方ではあずきに代わって赤飯に用いられる。
そして本題のグリーンピースについてはこのように理解いたしました。
- 新芽のうちに食べる → 豆苗(とうみょう)
- 豆が小さいうちに莢(さや)ごと食べる → さやえんどう
- 未熟な豆を莢からだして食べる → グリーンピース
- 未熟な豆を莢ごと食べる → スナップエンドウ
- 完熟した豆(乾燥豆)を食べる → 青エンドウ(緑)、赤エンドウ(赤褐色)(色の違いで分けられる)
エンドウは出世魚のように、成長段階のどこで食べるかによって名前が変わってしまうようなのです。
ちなみに、青エンドウは甘納豆、うぐいす餡、炒り豆、フライビーンズ、東鳩「ビーノ」(←これ大好き(*´∀`*))になったりしてます。
赤エンドウは蜜豆(みつまめ)や豆大福(まめだいふく)に使われてます。あら!赤エンドウはグリーンピースのイマイチなところをすごく継承してますがな。皮がかたい。中身がこなこなする・・・(´;ω;`)
ついでに、wikipediaで、もう一つ、気になる一文を見つけました。
うぐいす豆
アオエンドウの熟したものを収穫し、それを甘く煮詰めたものはうぐいす豆と呼ばれる。煮たものをそのままで食べるほか、和菓子の材料としたり、パンや蒸しパンに入れたりすることがある。ー wikipedia
うぐいす豆の正体は「グリーンピース」だった!!!
なんとなく漂う青臭いような風味から、うっすらと同類ではないかという気はしてました。でも、色綺麗だし、味も甘く煮てあるので普通においしい。あんぱん類では、こしあんぱん、つぶあんぱん、しろあんぱんに次いで好き。(あれ?最下位だった…)
写真集:いろいろなグリーンピースたち
世の中のみなさまはグリーンピースのことをどう思っているのか、愛情はあるのかないのか。みなさまの愛情の程を見極めるべく画像検索してみました。
エンドウの花
まるでスイートピーみたいじゃないですか!?
こちらは本物のスイートピーの花。うつくしー。
一覧表示。あら。あおくてうつくしー。
定番の豆ごはん。これはちょっと苦手。わたしの天敵と言ってもいい。
もはや、食べ方がわからない・・・
グリーンピースモンブラン・・・!
まとめ
不思議です。ちょっと苦手だったグリンピースが、調べれば調べるほど、みなさんの愛情こもった写真を見れば見るほど愛おしく思えてきました。
嫌いなものほど気になる、気になって仕方がない。
もはや、ちょっと苦手とは言えないかもしれない。
むしろ、もっと見つめていたい。
これってやっぱり恋なんですか!?