美しくバランスのとれた形は信頼を生む
形を整える造形8原則
8原則とは
- 主役を明示
- 準主役は離す
- 群化(グループ化)
- あいまいさは不安
- 流れを整理する
- 余白は主役の領地
- 四隅をおさえる
- 版面線を利用する
1、主役を明示
余分な要素を抑えて主役をはっきりさせることが大事。主役以外の要素は思い切って小さくする。主役をはっきりさせることで安心感が増す。
2、準主役は離す
主役と準主役の間には空間を設けて離して配置するのがよい。そうすることで動きがでて全体がダイナミックになる。
3、群化(グループ化)
情報はまとめてグループ化し、余白を整理すること。グループ化はやり残してはいけない。要素が多すぎるときは、仮枠を作って収めてもよい。
4、あいまいさは不安
行と行、写真とネームの間にあいまいさは出やすい。要素はグループごとにひとまとめにして余白を整理する。タイトルや図、文字の始まりや高さを揃えることで要素がつながりあう。あいまいさは確実になくすこと。
5、流れを整理する
見ている人の視線をどこへ導くかを考えながら構図を考える。横の流れと縦の流れがぶつかって殺しあうことは避ける。
6、余白は主役の領地
小さな文字でも余白を広く取ると主役になる。小さくても主役にふさわしい強さが出る。
7、四隅をおさえる
ちいさな形であっても四隅に置くことで画面全体が引き締まり安定する。額縁効果。
8、版面線を利用する
版面線は隠れた基準線。この線に沿ってレイアウトすると安定しおちついた画面になる。
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内田 広由紀 視覚デザイン研究所 1998-10-01