たぶん、誰もが経験したことがあるであろう「うんこブーム」。
あの綺麗な女優さんだって、あのかっこいいアーティストだって、国を動かす大物政治家だって間違いなく「うんこブーム」は到来した。
こんなにも愛され、みんなを魅了する「うんこブーム」とは、いったいなんなのでしょうか?
うんこブームの変遷
このブームは一生に一度しか来ないわけではありません。何度も何度も繰り返し到来し、年齢と共にその楽しみ方も変わってくるように思います。
「うんこ」はコドモの必殺技。
コドモは「うんこ」という言葉を発することで、普段は落ち着き払っている強いオトナを慌てさせ、焦らせ、苦笑いのようなおかしな表情をさせ、タジタジにさせることができる。
まさに、普段は強いオトナをやっつける必殺技!
第一次うんこブーム 幼稚園(保育園)2~4歳くらい
どうやら、第1次うんこブームは2~4歳の時にやってくるようで、何を聞いても「うんこ」しか言わない空前のうんこブームが多くのコドモに到来している様子です。
「今日は何して遊んだの?」「うんこして遊んだ!」
「昨日の夕飯なんだった?」「うんこ食べた!」
「・・・・。」
たぶん、オトナが嫌な顔をしたり、苦笑いしたり、怒ったりするのを見て楽しんでいると思われます。みんなで「うんこうんこ」連呼してギャーギャー大騒ぎするのも、いとたのし。
第二次うんこブーム 小学校高学年
まあ、2,3歳の頃のことはほとんど覚えていないので、今思い出せる第2次うんこブームは小学校高学年くらい。クラスの男子たちが休み時間になるたびに、黒板にうんこ(の絵)書いてました。もちろんとぐろ巻いてるヤツ。。。orz
いや、男子だけではナイ! わたしも書いてました。
第三次うんこブーム 中学生~高校生
友達との交換日記などが流行ってました。簡単なイラストなんかも書いたりしてましたが、その中に頻繁に出てくるモチーフが…
頭に乗せたり棒に刺したり、ワンポイントイラストとして使ってました。
そう、とぐろを巻いたうんこ。
第四次うんこブーム オトナになってから
こんな動画を見つけてしまって、またブーム再燃ですよ。
みました?
・・・(´艸`)
うんこをするたびに、足をもじもじさせて「うんこした。」とその場にいる人に報告することが自分ルールに…orz
第五次うんこブーム たぶんこうしてこの記事を書いている今
うんこと共に歩んできた昔を思い出し、なぜこんなに魅了されるのかを考え、文字に書き起こしているまさに今が「うんこブーム」の再来と思えます。
うんこがおもしろい訳
なぜ、「うんこ」が人を惹きつけてやまないのか考えてみました。
- 音の響きがいい
- ひらがなにした時の字面のかわいさがいい
- においがする
- 見た目がおもしろい
- 自分の中からでてくる
もっとあるような気がするのですけど、ぱっと思いつくものだけあげてみました。
音の響きがいい
軽快で可愛げがあり、なんともいえないおかしさがある。
大便(だいべん)はダメ。
ひらがなにした時の字面のかわいさがいい
真ん中が「ん」の3文字って、なんだかほんわりとしてほっとする。例「いんこ」「りんご」「さんご」…。
カタカナ(ウンコ)はダメ。
においがする

スマトラオオコンニャク(ショクダイオオコンニャク)-wiki
くさい。
時にこの世のものとは思えないにおいを放つ。においは人の印象に残りやすい。そのためうんこは自分の身近にいる強烈な存在として認識されている。
ほのかなにおいではダメ。
7年に1度しか咲かない世界で最も臭い花「スマトラオオコンニャク」の開花がニュースになるのも、みんな注目せずにはいられない存在だから。
※死ぬまでに一度は嗅いでみたい。
見た目がおもしろい
なんとも言えない間抜けなかたちとサイズ。アラレちゃんやがきデカなどの漫画に出てくるとぐろを巻いた姿にもあこがれる。
液状はダメ。
自分の中からでてくる
自分の中で育ち、自分の中から、しかもおしりからでてくるという愛おしさ。
鼻からでてきたらダメ。
どうやら、五感で感じる滑稽さや、「うんこ」と聞いただけで奇声を発し慌てふためく人の過剰反応がおもしろさを醸し出しているみたい。
まとめ
うんこはタブーなのでしょか?
そう。本来、公の場や食事時に口にすることは激しく非難されます。
だからこそ口にした時のスリルと興奮。
嫌われ者のようでいて愛されキャラ。
ああ、奥深い。
「うんこブーム」はコドモだけの特権なのでしょうか?
オトナになると、「うんこブーム」は来ないんでしょうか?
いや、わたしには来ました。というか断続的に一生続く気がしています。
言っちゃいけないことを口にしてバカ笑いする。
あれ?精神年齢コドモなんでしょうかね?