会社の基本情報を知る ~ 会社四季報はオモシロイ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

会社四季報の楽しみ方 ~会社の基本情報を知る

四季報のメインページの小さいスペースには、いろんなことがつめ込まれていて、

まるで宝箱!

さっそく、何が書かれているのか見ていくことにします。

例として、ネットで何かやってる会社だけど詳しくは知らない「ディー・エヌ・エー(2432)」を例にいろいろ見てみたいと思います。

会社の基本情報

今回は会社の基本情報について詳しくみてみます。

その会社がどのような会社なのか、何をしてるのかなどの基本的な情報は①の赤枠部分でわかります。

証券コード

右上の4桁の太字の数字は「証券コード」です。各会社にひとつづつ割り当てられています。もともとは業務内容に基づいて番号が振られていましたが、最近はまったく関係ない業種の番号が振られることも。

今回のディー・エヌ・エーは2000番代。もともと2000番の業種は「食料品」です(^_^;)

番号がめちゃめちゃになってきた原因は、該当する業種のコードの不足や合併・統合による業種変更、以前はなかった業種(IT関連など)からの上場が原因のようです。

ちなみに、下2桁が「01」の会社はその業種の代表的な会社が多いそうです。

6500~6999 電気機器 日立製作所(6501)

8000~8299 卸売業・小売業 伊藤忠商事(8001)

8800~ 不動産業 三井不動産(8801)

などなど。

証券コードひとつとっても興味深い…

「01番」マニアとかいるかもしれない…

社名、決算、設立、上場

「社名」は原則登記社名で掲載されてます。巻頭の検索は「ディー・エヌ・エー」からでも「DeNA」からでも検索できるようになってました。

【決算】は各会社の本決算月を掲載しています。現在は「3月」決算が上場会社の7割だそうですが、欧米で主流の「12月」決算の会社も増えているみたい。

要注意なのは、証券会社で貸株サービスを設定している場合、貸株設定を手動解除しないと議決権や株主総会の出席権がもらえない!?という悲劇がおこることがあります。→わたくし。

ので、決算が月末じゃない会社や独自の決算月を設定している会社は要注意です。

【設立】は原則、株式会社として登記した年月。

【上場】は戦後、証券取引所再開後に最初に上場した市場の上場年月です。

特色

【特色】には大変重要な情報がっ!

ズバリ、どういった会社なのかをコンパクトに解説してくれております!

ちょっとディー・エヌ・エーさんのを引用させていただきますと、

【特色】SNS上のゲーム課金が収益源。スマホゲーム開発にシフト、海外展開も。傘下にプロ野球球団

ほぅ。

あまりゲームしないので詳しくないのですが、誰でも聞いたことある「モバゲー(Mobage)」のサービスを展開してましたね。有名コンテンツとしては、

  • 怪盗ロワイヤル
  • 魔法少女まどか☆マギカ オンライン
  • サンシャイン牧場

とか。聞いたりみたりしたことありますわ(゚∀゚)

このように【特色】欄では、会社の特徴、主な事業、業界内のシェアや系列やグループなども教えてくれます。わかりやすい(゚∀゚)

しかも、会社は常に変化していますので、内容は四季報が発売される3ヶ月ごとに見直しが行われ、常に最新の情報に更新されています。すばらしい(゚∀゚)

よく知ってる会社でも思わぬ情報に出会えるかも!?

連結事業、単独事業

【連結事業】【単独事業】では複数の事業を行っている場合、どの事業がいちばん稼ぎ頭なのかがわかります。

決算時の主要な事業の売上高構成比(全売上高のうちの各事業の割合)が記載されています。

今回のディー・エヌ・エーの場合、<2016年3月>の売上高構成比は

  • ゲーム 76
  • EC 13
  • スポーツ 7
  • 新規事業・他 4

です。数字を足すと「100」ですね。8割に近い売上を「ゲーム事業」から得ています。

もうひとつ、各事業の後ろに付いているカッコの数値も重要です。

  • ゲーム 76(24)
  • EC 13(13)
  • スポーツ 7(▲10)
  • 新規事業・他 4(▲82)

※▲は赤字。単位は%。

これは、各事業ごとの売上高営業利益率を掲載しています。…用語が難しい…(^_^;)

計算式は以下のとおり。

売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100

つまり、ディー・エヌ・エーのゲーム事業の営業利益率は24%なので、売上100円あたり24円の儲けが出ています。

気になるのは売上100円あたり82円の赤字が出ている新規事業について(^_^;)。これについては、今回は紹介しませんが赤枠①の左の欄、【新規事業】の見出しで記載があります。キュレーション事業や「どうぶつの森」のスマホゲームに関することのようですね。「今下期から黒字化メド」とありますので心配ナシというところでしょうか。

ちなみに、ライバル会社の「ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)」(名前が長いヽ(`Д´)ノ)の売上高構成比はゲーム100。営業利益率は47%近くありました!効率よく儲けてます…

このように、同業のライバル会社と比較してみてもおもしろいです。

その他情報

業種や事業内容によって、他にもいろんな情報が記載されることがあります。

例えば、【海外】【輸出】【貿易】など。

それぞれ、売上比率が掲載されます。

トヨタ自動車(7203)では「【海外】78」と掲載されていますが、これは全売上中78%が海外での売上ということですね。為替が非常に気になります…

銀行では、【資金】【資産】【融資】情報でそれぞれ資金構成、資産運用比率、融資比率がわかるようになってます。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の場合

【資金】預金72、金銭信22、他6

【資産】現・預け金12、有価証券28、貸出金26、他34

【融資】中小企業等向け54、住宅・消費者向け23

となっております。

まとめ

どっすか?おもしろくないですか?

四季報の掲載情報の中のほんの一部の情報だけでいろんなことわかりました。

まだほんのほんの一部ですよ。

まだ靴下脱がせたくらいなので、これからどんどん脱がせていきたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

スポンサーリンク